いい顔ふやそう。沖宗正明です。
参議院選挙の喧騒から一夜明けて、世の中も落ち着いてきたようです。というより、忙しくしていたの選挙に関与した者だけだったのでしょう。広島県では自民党公認の二人の当選を果たせず、喜びも半分といったところです。
さきほどから昼のワイドショーを見ていましたが、二人の吉本芸人一色です。チャンネルを変えても同様です。特殊詐欺を働いた反社会的勢力の会合に出演したことの釈明について様々な解説がされていました。最初にギャラをもらっていないと嘘をついたところから始まっています。反社と知らずに出演したにしても、１００万円のギャラは法外でしょう。芸能界では同情的なコメントが多かったようですが、特殊詐欺の被害者にとっては許せないでしょう。二人のタレントに同情する気にはなりません。
しかし、このニュースが参議院選挙の結果よりも優先することが理解できません。こんな番組ばかり垂れ流していたら、テレビはますます国民から見放されるでしょう。
いい顔ふやそう。沖宗正明です。
７月７日の日曜日、福山市の広島県立歴史博物館で開催中の「北斎 師と弟子たち」展に出かけました。ユーモアにあふれた精緻な技法、大胆な構図、華麗な色彩、どれを取ってもずば抜けています。彼の浮世絵はジャポニズムとして、ゴッホやゴーギャンなど印象派に大きな影響を与えました。現在でも世界に最も影響を与えた人物としてランキングされています。
有名な北斎漫画は漫然と描いたという意味です。弟子たちへ残した教科書です。北斎を堪能した貴重なひと時でした。９月８日まで開催されていますので、ぜひ足を運んで見てください。同館内では、遣明船のＶＲを体験できます。足利幕府が明に派遣した船内を散歩でき、遥か彼方の扇の的に矢を射ることもできます。
帰途、阿伏兎観音まで足を伸ばしましたが、刻限を過ぎており、無理をお願いして５分間だけ拝観に終わりました。美しい海を眺めていて、夏にゆっくり滞在したいと思いました。
いい顔ふやそう。沖宗正明です。
ボサノバの父と呼ばれたブラジルのギタリスト、ジョアン・ジルベルトが亡くなりました。享年８８歳。彼はアントニオ・カルロス・ジョビンとともにボサノバの創始者とされています。高校生の時、わたくしはドラムスを叩いていましたが、初めて耳にしたボサノバのリズムは衝撃的でした。当時はベンチャーズを始めとしたエレキギターの全盛期でした。ビートルズやローリングストーンズもこの頃でした。そんな時代にボサノバの軽くリズミカルな曲は心が癒されました。以来、今に至るまでボサノバを始めとしたラテン系のリズムにはまっています。
スタン・ゲッツのサックスとの相性は抜群でした。元奥さんのアストラッド・ジルベルトが歌った「イパネマの娘」は世界的に大ヒットしました。素人であったアストラッド・ジルベルトが台所で鼻歌を歌っていたのを聞いて作った曲です。
購入した本
１．フィンランドの教育はなぜ世界一なのか 新潮社
２．認知症・行方不明者１万人の衝撃 ＮＨＫ「認知症・行方不明者１万人」取材班
４．ドキュメント豪雨災害 山と渓谷社
５．神田松之丞 講談入門 河出出版
いま最も売れている講談師、神田松之丞の著作
いい顔ふやそう。沖宗正明です。
昨日はふたつの西日本豪雨追悼式に参列しました。改めて防災について考えさせられました。謹んで犠牲者のご冥福をお祈りします。
先日の九州を襲った豪雨でも５０万人以上に避難指示、避難勧告が出たにもかかわらず、実際に避難したのは４０００人弱しかなく、住民の意識がまだまだ低いことが明らかになりました。自分の命は自分が守るという基本を忘れてはならないでしょう。
久しぶりにKARATEプレミアムリーグの放映があります。ＮＨＫのＢＳ１で１９時からです。世界レベルの高さに驚かれると思います。ときどき放映される流派とのあまりの差もお分かりになると思います。ぜひご覧ください。
