広島市議会議員(安芸区)

広島高速5号線の不適切な契約

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 寒くなってきました。広島高速5号線の不適切な契約がマスコミを賑わしています。広島高速道路公社大成建設大林組広成建設のJVとの間で、二葉山トンネルの工事をいったん200億円で契約し、その後87億円の増額で合意したものです。詳細は12月1日に書きました。

 今定例会では、この契約を含めて指定都市高速道路の整備計画の変更に係る同意についての議案が提出されています。昨日の建設委員会では不適切な契約であるとの意見が多く出されましたが、賛成多数で可決となりました。わたくしの会派(市政改革ネットワーク)はさらなる調査を求めて、この議案に反対しています。

 明日の本会議ではわたくしが反対の討論を行います。内容は後日書きます。

次第に厳しくなってきたぞPC教室

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

 広島商工会議所のPC教室も次第に厳しくなってきました。20コマ(1コマは50分間)でワード入門編とエクセル入門編を修了しました。時間を有効に使うため、1回に2コマ履修します。昨日はエクセル入門編のさらに上のコースである基礎編の3.4コマ目でした。様々な関数が出てきます。前回は合計や平均、最大・最小値、四捨五入、切り捨て、切り上げなどを学びましたが、予習のおかげで何とかこなせました。ΣやROUNDを使って入力します。数式バーには=ROUND(AVERAGE(B5:D5),-2)のような数式が表示されます。B4やD5は表の中のセルを示します。

 

 ところが、今日のIF関数とRANK関数には頭を抱えました。そもそも予習しても理解できません。IF関数はたとえば中間テストの一覧表から60点以上を合格、それ未満を不合格と入力したり、50点未満に補習と入力します。RANK関数は同じ一覧表から点数の高い順に順位を付けるときに使います。ちなみに合否判定の数式バーにはたとえば、=IF(D4>=60,“合格”,“不合格”)と表示されます。

 20万円以上の金額の商品を買った人には5万円引き、20万円未満なら3万円引きの価格を求めることもできます。この数式は、IF(D4>=200000,D4-50000,D4-30000)となります。

 順位を見るときには、RANK(D4,$D$4:$D$16,0)のようになります。

 

 使いこなしている方には鼻で笑われそうですが、こっちは必死です。終了のチャイムが鳴った時は、ぐったりしてとてつもない虚脱感でした。これが当分続くかと思うと、気が重いですが、ガンバリマース。

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小学校給食を試食しました。

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

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 昨日、文教委員として佐伯区五日市小学校の給食を試食しました。それに先立って給食センターである広島アグリフードサービスを視察しました。同社は安佐南区のThe Outlet広島のすぐそばにあり、毎日12,000食の給食を作っています。大きな鍋は一度に1000人分の煮物やおひたしができます。

 五日市小学校は特別支援学級5クラスを含めて全部で32学級、920人のマンモス校です。1年生の給食風景を見ましたが、みんな楽しそうに食べていました。当番の子たちは白いキャップにマスク、割烹着で何ともかわいい姿でした(写真を掲載できないのが残念です)。

 試食は思った以上に美味しいものでした。八寸も温かく、いい味付けでした。ごはんもふっくらと炊けており、完食できました。

 

友人のホテルマンの死

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

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 昨夕、友人のホテルマンの通夜に参列しました。数年前から体調を崩していたことは聞いていましたが、ついにその日が来ました。

 愛車のGT-Rを象った祭壇は故人の個性を偲ばせるものでした。故人の部下によると墓石にもGT-Rの文字を刻んであるとか。休日にはクルーザーを駆ってマリンスポーツも楽しんだようです。人間がその生を閉じることの意味を改めて思いました。

 爽やかな男でした。謹んでご冥福をお祈りします。

広島高速5号線二葉山トンネルを巡る異常事態

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。

 

 昨夕は新谷正義衆議院議員をお招きして国政報告会を開きました。新谷議員はわたくしと同じく医師であり、厚生労働政務官の経歴があります。専門の医療、社会保障を始め、災害対応や交通問題など内容は多岐に亘り、参加者は耳を傾けました。

 

 広島高速5号線二葉山トンネルについてはマスコミで批判的に報じられました。

大林組大成建設広成建設のJVから300億円の見積もりが2度提出されていましたが、突然100億円減額されました。2回目の見積もりが出されてからわずか11日後のことです。その見積書にはトンネルの付帯工事やその材料費など6項目が除かれていたことは書かれていませんでした。一旦JVと公社の間で200億円の契約が結ばれ、その後87億円増額されたというのが大まかな経緯です。

 

 第3者委員会の報告書でも不適切な契約であると指摘されています。

 また、公社自身による再発防止の取り組みには以下のようなことが書かれています。

  1. 入札に応じたJVが1者だけであり、他業者との比較ができなかった。
  2. 時間的な制約があり、契約が遅れると工事が大幅に遅れる可能性があった。
  3. 標準的な施工方法による積算が行われなかったので見積書の妥当性について十分な検証ができなかった。
  4. 公社の職員の知識・経験のレベルが高くなかった。 ・・・・・

などなどあきれるような言い訳が臆面もなく並べられています。

 

 このような異常な契約が行われ、県民、市民の税が投じられることに対して、知事も市長も行動を起こす様子がありません。行政に不備があるなら、その時こそ議会が動くべきです。ところが建設委員会では公社職員の招致を見送りました(我々の会派の委員は招致に賛成しました)。いくつかの会派の幹事長のコメントも公社の今後の改革を見守るなどと、自ら議会の責務を放棄するような内容です。

 

 こんな無様を晒していては、行政も議会も市民の理解は得られないでしょう。