広島市議会議員(安芸区)

年末年始に読む本

  いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。

 今年も残すところ10日となりました。最近、年末年始の季節感が薄くなっていることが寂しい感じです。若い頃には年末の慌ただしさや新年の区切りを十分に楽しむことができました。

年末年始に向けて徒然なるままに読みたい本を購入しました。

1.交渉力  PHP新書

  橋下徹の著書

2.株式市場の本当の話  日経プレミアムシリーズ

  資本主義は正しく機能しているのか?

3.マル暴  小学館新書

  暴力団より怖い刑事

4.ムッソリーニの正体  小学館新書

  ヒトラーに比べて地味な印象があるムッソリーニですが、セクシーでリーダーらしい政治家です。改めて彼のことを学びます。

5.2035年「ガソリン車」消滅  青春新書

  欧米人による日本叩き。自動車産業の雇用をどう守れるのか?

6.発達障害という才能  SB新書

  発達障害を学ぶにつれて、発達障害は才能だと考えるようになりました。彼らの才能をいかに伸ばすか?

7.「反権力」は正義ですか  新潮新書

  朝日・毎日を始めとした反日メディアに読ませたい本

8.イスラム教の論理  新潮新書

  以前に聴いた講演や読んだ本でも、われわれはイスラム経を理解していない。

9.財務省の「ワル」  新潮新書

10.くじ引き民主主義  光文社新書

  「政治にイノベーションを起こす」と副題がついています。

11.ルポ死刑  幻冬舎新書

  死刑に関する本を多く読みましたが、私は今でも死刑廃止に反対です。

 

  忘年会やお屠蘇で全て読めるか疑問ですが・・・・・・

広島市の宝くじ販売額の推移

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。

 3日から令和3年度12月定例会が始まりました。提出された案件の中に広島市の宝くじ販売額があります。これは総務省の許可を得て販売額の上限を決めるものです。最近は年間120億円となっています。とはいえ、全額売れるわけではありません。ここ5年間では売り上げは72億円~78億円となっています。売り上げの4割が広島市の収入となるので貴重な財源です。売り上げの4割という数字は公営ギャンブルの25%と比べてはるかに大きな「テラ銭」ですが、購入者はそれをわかっていながら夢を買うのでしょう。そんな宝くじを「愚か者の税金」と陰口を叩く人もいます。

新型コロナの抗体価を調べました。

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。

 きょうから令和3年度12月定例会が始まりました。今回の補正予算は総額約46億円です。新型コロナ対策やサッカースタジアム建設予定地の近代遺構の調査費などです。しっかり審議します。

 新型コロナの抗体価を測定しました。結果は217。これは血清1mlあたり中和抗体が何単位あるかを示しています(U/ml)。先端医科学研究センターの調査では、ワクチンを2回接種後6カ月時点での平均は130.4となっていますので、それを上回っていました。感染成立を防ぐとされる中和抗体価の値としてはまずまずといえる結果でした。

 とはいえ、この抗体価を以ってブレイクスルー感染が起きないとは断言できないでしょう。

 

日本は米軍機が投棄した燃料タンクに手を出せない

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。

 三沢基地緊急着陸した米軍機が燃料タンクを住宅街に投棄したことが報じられました。まもなく米軍がこのタンクを回収するとなっています。

 これは日米地位協定で、米軍の資産に対して日本政府は米国側の承諾がない限り、押収や調査などを含めて手を出せないことになっているからです。指をくわえて見ているだけです。

 たとえば、岩国基地の航空機が福屋八丁堀店に墜落して、多くの広島市民が犠牲になっても、現場は日米で共同管理することになっています。日本側だけで調査や事後処理を進めることはできません。こんな現状を見ても、はたして日本は本当に独立国なのか疑問を感じます。残念な現状です。

 以前、わたくしはこの問題について広島市の見解を質したことがあります。答弁は、「外務省や防衛相、警察などと協議しながら適切に対応する」というものでした。

新たに購入した本

いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。

木枯らしが冬を運んできました。この時季の寒さも季節の移ろいです。新しく本を購入しました。

1.女性皇族の結婚とは何か  毎日新聞出版

2.世界大富豪列伝 19-20世紀編・20-21世紀編  草思社

   福田和也の書ですが、松下幸之助やロックフェラーは良いとしても、力道山勝新太郎など、なぜ登場するのかが分からない人物も多くありました。内容も薄く、あまりお勧めできません。

3.権力は腐敗する  毎日新聞出版

   元文科省事務次官前川喜平の著だけに厳しい論調。

4.寄席楽屋帳  岩波現代文庫

   六代目三遊亭圓生の古い作。当時の寄席の様子が眼に浮かびます。

5.アホか。  新潮新書

   百田尚樹がくだらない犯罪をバッサリ。あまり内容はありませんでした。暇つぶしに読むにはいいかもしれません。

6.アンゲラ・メルケル  東京書籍

   ヨーロッパの漬物石と呼ばれた鉄の女。

7.図説 人新世  東京書籍

   われわれは地球をどうするつもりなのか?

8.定年格差  青春出版社

   中高年の再就職の心得。ただし、大企業のトップを務めた人物の作だけに、あまり参考にならないかも。

9.「女性天皇」の成立  幻冬舎

10.消えた「四島返還」  北海道新聞

   領土交渉がなぜ進まないのか?

11.嫌われた監督  文藝春秋

   間違いなく面白い書。監督としての落合の凄さが余すところなく描かれています。落合は名監督。

12.児童養護施設施設長殺害事件  中公新書