広島市議会議員(安芸区)

城 逹也の珠玉のナレーション=ジェット・ストリーム

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 寒波とインフルエンザ流行の襲来。気を付けましょう。


 最近、しばしば夕方にタクシーで2号線バイパスを走りますが。時間帯と天候によって、なんどか左手にきれいな夕焼けが見えました。その夕焼けの中をジェット機がオレンジ色に輝く飛行機雲を長く引きながら飛んで行きます。それを眺めているだけで心が安らぎます。


 わたくしは、子供のころから飛行機が飛ぶ姿を眺めるのが好きでした。1万メートルもの高度をどこへ飛ぶのか、どんな乗客がどんな会話をしているのかなどを想像するだけでも楽しい気持ちになったものです。つい最近もゴルフのラウンド中に、東へ飛んで行くジェット機に見惚れて、プレーを中断しました。古今亭志ん生がよく使ったフレーズ、「暫時恍惚として我に還らず」の心境でした。


 年末にベトナムに行ったとき、往復とも夜間飛行でした。暗闇の中、はるかな地表を走る車のヘッドライトを眺めるだけで心が癒されました。


 わたくしが若いころ、ジェット・ストリームというラジオ番組がありました。ミスター・ロンリーをバックに、城 逹也が素晴らしい声で語るオープニングは、一日の終わりを告げる、もの悲しさがありました。
 そのジェット・ストリームのCDを購入しましたので、ご紹介します。文字だけでは、ナレーションの感動は伝わりませんが、宝石をちりばめたような珠玉の詩とその余韻をお楽しみください。



遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき、
はるか雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、限りない宇宙の営みを告げています
満点の星をいただく、果てしない光の海を、豊かに流れゆく風に心を開きます
きらめく星座の物語も聞こえてくる、夜のしじまの、なんと饒舌なことでしょう
光と影の境に消えて行った、はるかな地平線も瞼に浮かんでまいります

日本航空があなたにお送りする音楽の定期便、ジェット・ストリーム
皆様の夜間飛行のお供をいたしますパイロットは、わたくし城 逹也です