広島市議会議員(安芸区)

元総理が、南京記念館の「修正」を評価したいだと?

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。
 激しい雨です。被害が大きくならないことを祈っています。オウム真理教信者の死刑執行が大きく扱われています。わたくしは、遅きに失したと思っています。今でもオウム真理教とその流れを汲むグループに破防法を適用しなかった理由がわかりません。


 7月4日の産経新聞に掲載された記事を読んでわが目を疑いました。それは福田康夫元総理が南京大虐殺記念館について語ったものです。以下はその趣旨です。腹を立てずにお読みください。


 2014年に記念館の内容が入れ替えられたと聞いたので行った。元総理の名で献花した。元総理としての献花はいろいろな場で行っているので別におかしいと思わない。記念館の館長から、殺されたのが30万人というのは、南京市内だけではないとの説明だった。中国が内容を修正する努力をしているのなら、認めてあげないといけないし、素直に評価してあげないといけない。鳩山由紀夫元総理のときとは記念館の展示物が違うし、おかしなことをするとかいう特別な気持ちを持って行ったわけではないことをわかってほしい。
30万人が犠牲になったというのは、ちょっと多すぎるとは思っていた。それでも向こうが30万人の被害者というのであればそこは受け入れるべきだ。1万でも2万でも不法に殺したことは日本国民として謝らなければならない。30万人がどうのこうのというなら、満州事変や盧溝橋事件以来の中国側の犠牲者が1千万人なのか、2千万人なのか、みたいな話になって取り返しのつかないことになる。


 以上が概要です。彼は総理在職中にも韓国や中国に対しては「相手が嫌がることはしない」と発言しています。こんな人物が日本の政治を主導していたことに、腹が立つのを通り越して情けなくなりました。鳩山由紀夫と同レベルです。皆さんはどうでしょうか?