いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
寒さが和らぎませんね。そんな寒さの中、一昨日は約４０名のご参加を得て、畑賀学区集会所で市政報告会を行いました。平成２０年度予算、ロシア訪問、現在の市議会情勢などを報告した後、楽しく懇親会を行いました。その中で、安芸市民病院の海田寄りの壁に接する通学路に街路灯と手摺りの設置について協議しました。早急に対応します。また、２月２４日（日）には「畑賀福祉まつり」が畑賀福祉センターで開かれます（１０時ー１５時）。和太鼓、カラオケ、民謡、バザーなど盛りだくさんの行事が予定されています。それに先立って午前８時５０分に同福祉センター前をスタートする「畑賀一周駅伝」が行われます。ぜひお越しください。
最近読んで心が温かくなった本をご紹介します。「天丼 はまぐり 鮨 ぎょうざ」という変わった題名の本です。幻戯書房発行で著者は俳優の池部 良さんです。池部さんは永遠の青年のイメージがありますが、大正９年生まれの８９歳です。江戸っ子でべらんめい調の父親とそれを暖かく包む母親、両親を敬愛する子どもたちのほのぼのとした家庭の様子が描かれています。とくに画家であった父親の言動には思わず微笑まされます。感心させられたのは池部さんの感性の豊かさです。題名にあるとおり、食べ物のエッセイ集ですが、西瓜ひとつ取っても深く描かれてありました。西瓜は真夏の果物ですが、俳句では秋の季語だと初めて知りました。皆さん、一読あれ。きっと心が温かくなります。
