いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
去る6月7日、厚生委員会の所管施設である広島市総合リハビリテ−ションセンターを視察しました。
同センターは昨年4月にオープンした近代的な施設です。身体障害者更正相談所、病床数100のリハビリテ−ション病院、自立訓練施設の3部門からなっています。整備費は103億円で、その内訳は用地費40億円、建設工事費53億円、医療機器等10億円などです。昨年度の年間利用者数は、身体障害者更正相談所が3335件、リハビリテ−ション病院部門は入院患者数340人、外来患者数2340人、自立訓練施設の利用者数40人となっています。
センターの中庭。
中庭の散歩道。足裏の刺激が考慮されています。
拡大です。
脊髄損傷患者用トイレ。車いすから移動します。
「まひ」が右か左かによってトイレを選びます。これは右腕が使える患者用トイレです。
その内部です。右腕での操作がしやすいように設計されています。
車いすの展示場。
退院が近い患者のために、家庭生活の訓練をします。台所は高さの調節ができるようになっています。写真はありませんが、風呂場も「まひ」を考慮して手すりの高さや方向が変えられるようになっています。