広島市議会議員(安芸区)

後味が悪かった福島県の子供たちと政府の対話

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 一気に秋になったような涼しさです。昨夜は庭で秋の虫が鳴いていました。秋は「もののあはれ」を感じさせます。


 先週、福島県の被災地の子供たち政府の役人との対話が持たれました。子供たちは、流暢によどみなく意見を述べ、質疑も余裕をもって行っていました。あらかじめリハーサルしていたのでしょう。背後の大人たちの影がうかがえました。子供たちを前面に立て、後ろで糸を引く大人たちのずるさに後味の悪さが残った対話でした。


 注文した本
1.なぎさホテル 小学館 
 伊集院 静が作家になっていく葛藤を描いた本です。彼の著書「大人の流儀」「伊集院 静の流儀」「作家の遊び方」などを読みましたが、知性にあふれ、しかも男らしさがにじみ出ています。ギャンブルや仕事で極限を見た者にしか窺がえない世界が見えてきます。最近、彼を高く評価しています。亡き夏目雅子が彼に惚れたのも分かります。

2.原発大崩壊  KKベストセラーズ

3.サダム・フセインは偉かった 

4.スーチー女史は善人か

5.ジョージ・ブッシュが日本を救った

6.オバマ大統領は黒人か

7.偉人リンカーンは奴隷好き

8.サンデルよ「正義」を教えよう

 3から8はすべて新潮社で高山正之著です。帝京大学教授の高山正之週刊新潮に「変幻自在」のコラムを執筆しています。彼の分析には「眼からウロコ」です。マスコミが同じ流れにあるときほど、彼の冷静な分析と論評は光を放ちます。