広島市議会議員(安芸区)

水ぼうそう警報発令

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。


 11月7日から9日まで文教委員会として網走、知床、弟子屈を視察しました。北海道は学力テストで全国平均より劣っており、それぞれの教育委員会が学力向上の努力をしています。しかし、第1次産業に従事する家庭が多く、教育に熱心でない面もあるようです。また、児童数が5人というような小規模校があり、地元から廃校して他の学校との統合を求めている事例もありました。広島市では学校の統廃合については地元が反対することが多く、北海道との差を感じました。
 弟子屈は昭和の大横綱大鵬の育った町です。若いころに一度訪れたことがあり、眼の前で茹でた毛ガニに舌鼓を打った懐かしい思い出が蘇りました。また、オホーツク海の美しさは変わっていませんでした。


 広島県では、11月4日、「水痘(水ぼうそう)注意報」を発令しました。北部保健所管内(三次市庄原市)で警報開始基準(定点当たり7)以上になったためです。今後、流行する恐れがあるため、11月10日に「水痘警報」の発令となったものです。


 最近、副作用を恐れて子供へのワクチン接種を控える親が増えています。アメリカでは町全体で接種を行わないというようなことも起こっていますが、観光客などの外部の人間が病原菌やウィルスを持ち込んだとき、相当の被害が予想されています。水痘は定期接種ではなく任意接種です。こんなとき、ワクチンを受けていない子供には感染と重症化のリスクは高まります。接種の副作用と、無防備で伝染性の強い疾患にさらされるリスクのどちらを取るかの選択でしょう。わたくしは、有効性の点から、ワクチンは接種すべきと考えています。


 新たに注文した本
1.危機の指導者チャーチル  新潮社
 
2.韓国天才少年の数奇な半生 キム・ウンヨンのその後
 4歳で大学生になり、5歳で4カ国語を操り、6歳でテレビ番組に出演したときには積分で現役の東大生を負かすほどの能力を発揮。また哲学的な詩を創作もしています。世界一のIQ210、2000年に一人の天才、将来、ノーベル賞間違いなしと言われた少年でした。現在、キム・ウンヨン(金雄鎔)氏は49歳です。2児の父となり、今は、幸せに暮らしているようです。
 
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 半藤一利金子兜太の対談です。「昭和という時代を忘れた人々へ」という副題がついています。


4.なぜレストランのメニューで3行目を選んでしまうのか  ディスカバー・トゥエンティワン
 客の心理、行動パターンを分析します。


5.木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか  新潮社
 「木村の前に木村なし。木村の後に木村なし。」とまで言われた天才柔道家のその後の人生を描いたもので、木村政彦の名誉回復の書です。


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 誤診の分析です。