広島市議会議員(安芸区)

全日本女子アマボクシングでしずちゃん優勝。

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 小春日和の暖かさでした。



 中区スポーツセンターで行われた、アマチュアボクシングの全日本女子選手権を観戦しました。ミドル級では、「しずちゃん」の愛称で知られるお笑い芸人の山崎静代よしもとクリエイティブエージェンシー)が優勝しました。
 女子とはいえ、しずちゃんはミドル級だけあって重いパンチでした。試合前のスパーリングでは、スピードのある的確なパンチを繰り出していましたが、試合となるとなかなか思い通りにはならなかったようで、パンチが流れていました。しかし、苦戦を制することは次につながります。優勝おめでとうございます。今大会は5月に中国で行われる世界選手権代表選考会を兼ねていて、同選手権で8強入りすればロンドン五輪出場資格が与えられます。チャンスは十分です。 女子のボクシングはミドル級が最重量クラスですから、世界には強豪がひしめいています。しずちゃんが世界に通用するか興味深いところです。
 


 プロボクシングでも中間を意味するミドル級がなぜ重量級なのでしょうか?ボクシングが始まったころはグローブを着けずに行う「ベアナックル」で、体重制もありませんでした。しかし、体重の軽いものは重い相手に勝てません。そこで設けられたのが、重いクラス(ヘビー級)と軽いクラス(ライト級)です。そのうち、軽い相手には勝てても、重い相手には勝てないクラスができます。それで作られたのが中間のクラスであるミドル級です。その後、軽いクラスが多く作られたため、現在ではミドル級は重量級に、ライト級は中量級に分類されています。最初は、ハエ(フライ級)や鶏(バンタム級)のように軽い者はボクシングすることなど考えられなかったのでしょう。


 女子のプロボクシングチャンピオンを描いた、クリント・イーストウッド監督の映画「ミリオンダラー・ベイビー」をもう一度見たくなりました。 

新たに註文した本
1.反・幸福論  新潮新書
 無縁社会など気にするな?
2.大往生したけりゃ医療とかかわるな  幻冬社
 無駄な医療について検証します。