広島市議会議員(安芸区)

西岡利晃、日本人初の名誉チャンピオン

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 花粉が飛びまわっています。花粉症の患者にはつらいシーズンです。


 プロボクシングWBC世界スーパーバンタム級チャンピオン、西岡利晃が名誉チャンピオンに昇格しました。海外での2度の防衛線を含む7度の防衛が評価されたものです。日本人でも7度以上のの防衛を果たしたチャンピオン数多くいます。たとえばジュニアフライ級具志堅用高は13度防衛です。しかし、西岡の試合内容は飛び抜けています。


 WBCの名誉チャンピオンはマイク・タイソンなど過去に13人います。もちろん日本人としては初の快挙です。名誉チャンピオンは防衛戦を行う必要がなく、自由に相手を選べます。WBOの同級チャンピオン、フィリピンのノニト・ドネアとの対戦が実現性を帯びてきました。ドネアはこれまでにない強敵です。世界中が注目する名勝負になるでしょう。当然このようなゴールデンカードは莫大なファイトマネーをもたらします。ファイトマネーだけでなくペーパービュー(有料放送)からの収入も膨大で、この一戦が実現すれば両者ともに数億円を手にすることになるでしょう。それがプロのスーパーチャンピオンの価値です。日本人として、この上ない栄誉です。センスのない政権は西岡に国民栄誉賞を与えることなど思いもしないのでしょう。