いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
１９８５年から世界のトップを守ってきた日本人女性の平均寿命が香港に抜かれて２位に転落しました。２０１１年の平均寿命は８５．９歳で、香港人女性のそれは８６．７歳です。２位に転落するなど思いもしていませんでした。２０歳代の自殺が増えたことも原因の一つのようです。香港では１歳以下の乳児死亡率が低いことも寄与しているようです。
平均寿命は、文字通り「平均」なので子供の死亡率が高いと短くなります。たとえば、縄文時代の平均寿命は２０歳程度と言われていますが、半分以上が１歳まで育たなかったことが背景にあります。５人のうち２人が６０歳まで生きても、残りの３人が１歳までに死亡すれば平均寿命は１２０÷５で２４歳となります。２〜３歳まで無事に育てば、結構長生きできるものです。
余談ですが、いま中国では香港で出産する女性が増えています。香港で生まれた子は香港のパスポートを持てます。香港のパスポートは世界的に信用があり、多くの国でビザなし渡航が認められるからです。香港で出産させるための手続きを行う業者も数多くおり、３０万円〜５０万円払ってでも香港でお産する中国女性が急増しているようです。毎朝、中国本土から香港の幼稚園に通わせるために、送り届ける親の姿が印象的でした（中国人が香港に行くことは簡単ではありませんので、親は香港に入れません）。
ここまでやるか、中国人。
注文した本
１．「小泉武夫のほんとうに美味い話」 海竜社
発酵食品の権威、小泉武夫の薀蓄。以前、彼の著書「不味い」は秀逸でした。
２．「ああ面白かったと言って死にたい」 海竜社
佐藤愛子の人生論。
３．「魂還り魂還り皇国護らん」 海竜社
沖縄に散った最後の陸軍大将、牛島満の生涯。
４．「海賊とよばれた男」 講談社 （上下巻のうち上巻だけ注文）
敵は７人な魔女、待ち構えるのは英国海軍と副題がついています。石油メジャーと大英帝国を敵に回して戦った日本人がいた。日章丸事件を題材にしています。
５．「新潮４５（８月１８日発売）」
６．グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本」 徳間書店
７．「図解 大阪維新とは何か」 幻冬社
８．「税務署の裏側」 東洋経済
９．「橋下徹 ニヒリズムの研究」 東洋経済
１０．「アパート経営はするな」 大空出版
アパート経営をする気はありませんが、実態を勉強します。
１１．「将棋名人血風録」 角川oneテーマ２１
１２．「信頼される男、されない男」 サンマーク出版
１３．「ＳＡＰＩＯ」 ５月９日号・５月１６日号・７月１８日号の３冊
橋下徹とご存じ、ゴーマニズム宣言の小林よしのりの「ののしりあい」
１４．「歴代首相の言語力を診断する」 研究社
あまりにも貧弱なボキャブラリーの首相が続きます。
