広島市議会議員(安芸区)

広島市議会開会・決算書の読み方・総選挙公示・中村勘三郎・亀田興毅

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 寒波が去りません。これも日本の四季でしょう。


(1)昨日から12月14日まで11日間の会期で広島市議会12月定例会が開会しました。前回書いたような内容の補正予算などが審議されます。わたくしは一般質問に登壇しますので、昨日発言の通告をしました。内容は以下の通りです。
 1.サンフレッチェ広島について
   サンフレッチェ広島の財務とサッカー専用球場建設の見通しなど
 2.市債残高について
   デフレ不況下で市債残高を減らすのがはたして正しいのか?
 3.決議への対応について
   市議会が決議したことについての行政の対応
 4.東部連続立体交差事業について
   今後の見通し
 5.本市が所管する施設の使用許可の基準について
   謝った使用がされているのではないか?
 6.行政の情報管理について
   情報管理に不備があることを指摘します
 7.事務・事業の見直しについて
   重度心身障害者療養援護金支給事業と公共施設使用に係る高齢者減免制度の見直しに反対します。
   登壇は12月10日の13時ころの予定です。


(2)本会議終了後、広島商工会議所で行われた「超カンタン!決算書の読み方・活かし方」セミナーに参加しました。わかりやすい内容でステップアップできました。教材も興味深いもので楽しく勉強できました。最後の教材は、は超優良企業の決算、中くらいの成績の決算、倒産寸前の企業決算を続けて解析しました。実はこの3社の決算書は広島市内にあった同一の会社のものであり、好調な業績を上げていながら、次第に無理を重ねて倒産に至る過程がよく理解できました。


(3)衆議院議員総選挙が公示されました。「政権交代可能な2大政党」に収斂することを目的として小選挙区制を導入したはずですが、結果は逆の多党が乱立することになりました。争点がいくつかあり、それぞれの政党の主張がオーバーラップして選択に迷う有権者が多いことでしょう。有権者にとって不幸な選挙と言えそうです。


(4)中村勘三郎が亡くなりました。享年57歳。早すぎます。市川海老蔵坂東玉三郎と並んで、これからの歌舞伎界を背負ってゆくと期待されていた若手を失ったのは残念です。この3人は舞台にいるだけで他を圧するようなオーラと存在感をがありました。そのひとりが欠けたことは歌舞伎界にとって痛手です。勘三郎、華のある役者でした。


(5)世界ボクシング協会WBAバンタム級タイトルマッチで亀田興毅がメキシコのウーゴ・ルイスを破って5度目のタイトル防衛を果たしました。亀田は拳を骨折して試合ができなかったため「休養チャンピオン」でした。対するルイスは「暫定チャンピオン」で、90%のKO率を誇る最強の挑戦者でした。中盤まで逃げ回った亀田が終盤にポイントを稼ぎ、2対1のスプリット・ディシジョンで辛くも防衛を果たしました。アメリカなら逃げ回るチャンピオンに対してブーイングが起こったことでしょう。しかし、終盤3ラウンドの攻勢は見事でした。頭脳的は試合運びで最強の挑戦者を退けたことで亀田の評価は確実に高まりました。結婚して子供が生まれたことで、成長したようです。かつての悪がきのイメージは少し払拭されたかもしれません。

 忙しい一日でした。