広島市議会議員(安芸区)

うだつの街並み

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。


 1月3日、徳島県美馬市(みまし)の「うだつの町並み」を散策しました。
「うだつの町並み」は1988(昭和63)年12月16日、全国で28ヶ所目の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。倉敷の美観地区や萩の武家屋敷群などと同じく、昔の姿を残す古い街並みです。日本の道百選にも選ばれています。
東西に通じるメインの道路の長さは約430m、指定地区の面積は5.3ha、伝統的建造物は85棟、環境物件(石垣や井戸等)65件、修景物件(母屋、塀等)94件です。
 通りに面した母屋のうち、伝統的な町屋は50戸あり、そのうち22戸が間口四間半(9m)以上の規模となっています。敷地の奥行きは間口に比べて深く、80m以上のところもあります。
 建物の特徴は、屋根は本かわらぶきであり、2階の窓は防火に重点をおいた「虫籠窓」となっています。2階の屋根の両端にしっくい塗りの「うだつ」があります。
 わたくしにとって初めての訪れでしたが、歴史を感じさせる趣のある街並みで、心をいやしてくれた町でした。
 徳島市内から、徳島自動車道利用で約40分、脇町(わきまち)インターチェンジから車で10分です。


 「うだつの上がらない奴」と言われないようにしたいものですね。


美しい「うだつ」です。


江戸時代の第12世将棋名人、小野五平を輩出した平田家。五平は7〜8歳の頃には、周囲の大人たちに負けたことがないほどの天才だったようです。


こどもの頃、近所にもこんな煙草屋がありました。