広島市議会議員(安芸区)

北方領土が返ってくる?

 
 雪を抱く富士山
 
 アイスランド沖上空から見た白夜
 
 姿を消しつつある氷河(アラスカ)
 
 バンクーバー上空から見たカナディアンロッキー
 
 フィンランド上空から見た白夜 
 
 鏡のような太平洋
 
 高度1万メートルまで達するシベリアの積乱雲


 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 寒波が去りません。春の暖かさを待ちましょう。


 先日聴いた経済評論家の講演は大変に興味深いものでした。「今年の危機を読む〜忍び寄る世界大不況」と題してショッキングな内容でした。北方領土が返ってくる?というのは、「風が吹けば桶屋が儲かる」類の論理の飛躍かもしれません。


 米国ではシェールガス革命が進み、近いうちに天然ガスの産出量は世界第1位になると予測されています。現在第1位はロシア、2位はサウジアラビアです。シェールガスとは地下約1000メートルの頁岩(けつがん)の中に閉じ込められている天然ガスです。米国はこれを採り出す技術を開発し、実用化しましたため、天然ガスの価格は暴落しています。評論家は「天然ガス原油の輸出で稼いでいたロシアにとっては大打撃です。いま、プーチンはあせっており、必ず日本に接触してくるでしょう」と言いました。そこで北方領土が取引のカードとして使われるであろうとのことです。


 また、評論家は「今年は穀物価格が暴落する」とも断言しました。現在、トウモロコシの25%がバイオエタノールを作るために使われています。シェールガス革命によってバイオエタノールを作る必要性がなくなり、穀物価格が暴落するというものです。
 そこで、「1〜2年のうちに牛丼が1杯100円になるだろう」とも言いました。


 なかなか、説得力のある内容でした。しかし、この評論家はバブル絶頂期のとき、「日経平均株価はいずれ10万円になるだろう」と予想していました。今回の彼の予想は当たるか否か?

 上の写真は友人が送ってくれた、パイロットが撮影した写真です。美しさに圧倒されます。