広島市議会議員(安芸区)

寒中水泳の思い出

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 大寒を過ぎて、少し寒さが和らぐ日もあるようです。


 わたくしは岡山大学空手道部のころ、毎年寒中水泳をしていました。岡山市で一番大きな川、旭川(あさひがわ)の河川敷で行っていました。「身を切るような」とか「食いつくような」とか寒さの表現はいろいろありますが、実際にこの時期に川の水に浸かると、そんな生易しいものではありません。「冷たい」というより「痛い」というのが実感です。全身に針が突き刺さるような感覚です。地獄の針山も斯くやとばかりの感覚を「気合い」で吹き飛ばしながら、突きや蹴りを繰り返すうちに、次第に冷たさに慣れて針で刺される感覚はなくなり、なんとなく暖かくなってきます。


 そして休憩になって、水から上がり、冷えた体を焚火で温めます。しかし、この後もう一度水に入りますが、もういけません。焚火に当たったために、水の冷たさが倍増します。若さゆえにこんなことが我慢できました。いまでも時々、当時の「ふんどし姿」の写真を見ながら懐かしい青春の1ページを回顧しています。


女子柔道の園田監督の辞任がマスコミをにぎわしています。彼を擁護する意見が聞かれません。そんな風潮に危険性を感じます。次回はこれについて書きます。