広島市議会議員(安芸区)

中国が崩壊する?

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。


 尖閣沖で中国軍艦船が海上自衛隊護衛艦にレーダー照射したことを中国外務省が知らなかったことが報じられ、世界中の失笑を買いました。いつも強気な報道官の困惑した表情が印象的でした。中国政府が軍を掌握していない実態が暴露されました。


 1月29日にシェールガスについて書きました。その日のブログには書きませんでしたが、その講演の演者は中国の崩壊を予想していました。その内容を少し書きます。

 演者によると、崩壊の主役は中国解放軍です。一昨年、米国国防長官のゲーツが北京で当時の中国主席の胡錦濤と会見しました。中国国家主席は軍の最高責任者である中央軍事委員会主席も兼務しています。たまたまゲーツは、会見の2時間前に中国空軍がステルス戦闘機の試験飛行に成功したことをテレビのニュースで実況されていたことを見ていました。レーダーに映らないステルス機を持っていることは空軍が一流であることの証明になります。ゲーツが社交辞令で、試験飛行の成功を称えたところ、胡錦濤は全く知りませんでした(今朝の新聞にも書かれていました)。ここでゲーツは胡錦濤が軍部を掌握していないことに愕然とします。帰国したゲーツはこのことをオバマ大統領に報告します。オバマもことの重大性に気づき、太平洋に展開する第7艦隊の原子力空母を2隻体制に増やす決断をします。3月9日、空母ロナルド・レーガンがサン・ディエゴを出港します。
 そして、ロナルド・レーガンが太平洋を航行中の3月11日に東日本大地震が起こります。だからこそ、早々の3月14日に三陸沖に到着できたのです。地震が起きて出港したのではありません。
 演者ははっきりと言いました。「ロナルド・レーガン三陸沖に来たのはトモダチ作戦と呼ばれる大震災救済のためではない。偶然近くを航行していただけだ。中国に対する軍事力強化の一環である。日本のマスコミは誰一人として、ロナルド・レーガンがあまりにも早く日本に到着した理由を聞いたことがないほどお粗末だ」と。
 大国の論理とはこうしたものなのかもしれません。だからこそ、米国との安全保障で利害を一致させておかなければならないといいうことです。


 そして演者は、最初に述べたように、中国は解放軍によって崩壊すると結論付けました。はたして、新しい国家出席、習近平は軍部を掌握できているのでしょうか?
 このはなし、皆さんの感想はいかがでしょうか?