広島市議会議員(安芸区)

張本なら暴力で、長嶋なら愛のムチ?

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 少しずつ暖かくなっています。


 柔道連盟の暴力行為や学校での体罰がマスコミをにぎわしています。
 わたくしは、岡山大学空手道部で散々しごかれて、痛みに耐えながら技を身につけてゆきました。麻雀で負けたか、ガールフレンドに振られたらしい先輩の不機嫌はよくわかりました。そんな日は痛めつけられ方が倍増します。高学年になって、後輩たちに同様のことをしたこともあります。歴史は繰り返すようです。しかし、憎らしくて後輩を痛めつけたことことはありませんでした。愛情があるかどうかが分かれ目でしょう。わたくし自身、ふがいない試合をしたあとで監督から「死ね」と言われたこともありましたが、そのときは自分のふがいなさが情けないだけでした。それ以来、試合での恐怖心が吹っ切れました。監督の厳しい言葉には感謝しています。
 夏の合宿では、午前3時ころから砂浜に出て、4〜5時間かけて1万本突きや千本蹴りを行いました。限界を超えるところまでやり抜くことで精神力も強くなります。


 野球解説者の張本 勲が言っていました。「俺が殴ると暴力だが、長嶋さんが殴ると愛のムチだ」と。納得です。もしキムタクが多少セクハラじみた行為をしても許されるのと同じです。
 セクハラもパワハラも互いの対人関係の相対的なものだけに難しい問題を含んでいます。