広島市議会議員(安芸区)

簿記3級試験を受けました

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 空梅雨で水不足が心配されていますが、今週は少し降りそうです。クリニックの軒先のツバメの雛たちも巣立ってゆきました。彼らが来年には帰ってくるのでしょう。


 昨日、日商簿記検定3級の試験を受けました。昨年、財務分析の講義を2ステップ受講したときに、簿記の知識が不可欠だと感じたためです。
 簿記検定は毎年2月、6月、11月に行われ、今回は第134回となります。前回の今年2月に行われた第133回の試験も受けましたが不合格でした。高校レベルであり、独学でもある程度問題が解けたため、何とかなると思っていました。俗な言葉で言えば「ナメて」いました。


 今回は発奮して、受験のための講義を12回、合計30時間受けました。毎週火曜日と木曜日の18時半から21時まで欠かさず通いました。講師の女性の滑舌のよい、わかりやすい名講義によって理解が深まりました。振り返ってみれば、前回の受験が無謀だったことを痛感させさられました。


 日商簿記検定3級の合格率は、第100回から前回の第133回までの平均で38.4%です。
最高合格率は第110回の58.3%、最低は第107回の13.7%となっています。
 前回133回の応募受験者数109,473名、実受験者数は84,846名、合格者数は33,513名で合格率は39.5%でした。
 約3人に1人しか合格できないレベルの高い試験です。


 受験者のほとんどは高校生や専門学校の若者たちですが、わたくしと同年代の方もおそらく100人に1人程度はいらっしゃいました。
 結果がわかるのは2週間程度先になりますが、今回はほぼ満点に近い出来だったと手ごたえを感じています。
 まさに「六拾の手習い」を実感した受験でした。


 合格するためには100点満点で70点が必要です。ちなみに医師国家試験は60点が必要です。
この点では、簿記検定は医師国家試験より厳しいと言えるかもしれませんね。