広島市議会議員(安芸区)

市民がどんどん心筋梗塞になればいい?

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 真夏のような気候です。いまからこれでは先が思いやられます。


 市長が「市民の皆さん、どんどん心筋梗塞になってください」と発言したら、市民はどう感じるでしょうか?
こんなことが実際にありました。一昨日、大阪府柏原市同市内で開かれた参院選大阪選挙区の日本維新の会公認候補の演説会での中野隆司市長による発言です。
 演説会には市民ら約200人が出席していたようです。応援演説に立った中野市長は、心筋梗塞について同病院の診療体制が充実したとアピールしたうえで、「どんどん心筋梗塞になって下さい」「1回手術をやったら、病院に250万円入る」と述べました。

 
 中野市長は2月の市長選で、大阪維新の会の公認で立候補し、当選しています。市民の健康をどう考えているのでしょうか?
 広島市民病院では、全国レベルの医師が揃っています。だからといって、広島市民に「胃癌になりましょう」「乳がんになりましょう」「脳卒中になりましょう」などと言えるはずがありません。こんな市長でも選挙で選ばれるんですね。