広島市議会議員(安芸区)

手足口病と流行性角結膜炎が流行

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 痛さを感じるような暑さです。古今亭志ん生が落語「唐茄子屋政談」で語っていた「炎天燃えるような暑さ」でしょう。


 広島市感染症週報(2013年第26週)によると、手足口病流行性角結膜炎が急増しています。
 手足口病は、手のひら、足の裏、口の中の粘膜などに水泡ができまするウィルス性の感染症です。幼児を中心におもに夏に流行します。この疾患は回復して症状がなくなっても、約1か月は便にウィルスが排泄されますので、手洗いが重要です。


 流行性角結膜炎は、ウイルスで起こる急性の結膜炎で、別名「はやり目」ともいわれます。感染力が強く、学校保健安全法上の学校感染症の一つで、感染の恐れがなくなるまで登校禁止となります。この時期はプールでの感染がよくおこります。また、児童に限らず成人が感染した場合でも原則的に出勤停止となり、特に医療従事者の感染は時に患者への二次感染を引き起こす危険があります。
 眼脂(めやに)が多量に出て、ひどいときには眼が開かなくなることもあります。多くの場合、両方の眼が侵されます。耳の前のリンパ節が晴れて痛みを伴うこともあります。