広島市議会議員(安芸区)

映画「ひまわり」

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 きょう、同期の市議会議員であった橋本昭彦氏の旭日双光章受賞を祝う会に出席しました。岸田外務大臣をはじめ錚々たる来賓を迎えて盛大な会でした。同期議員としてお歓び申し上げます。


 ひさしぶりに映画「ひまわり」を観ました。観終わったあと、しばらく放心状態になるほどのすごい映画でした。
 ソフィア・ローレン演じる女性が、ロシア戦線で行方不明になった夫(マルチェロ・マストロヤンニ)を苦労の末やっと探し出します。しかし、そこで夫は凍死寸前を救ってくれた女性と別の家庭を築いています。傷心のままイタリアに帰国した女性を今度は夫が訪ねますが、女性も別の家庭を築いています。
 お互いに、もう元には戻れないことを悟ります。駅で夫を見送りながら、涙を流すソフィア・ローレンは、あまりにも悲しく、あまりにも切ない姿です。そのあとで、一面のひまわり畑を映して映画は終わります。その対比に、ひまわりでさえ悲しく思えます。
 ローレンはグラマーでセクシーさがセールスポイント思っていましたが、これほどの演技派であることに驚きです。
この歴史に残る映画はビットリオ・デ・シーカ70歳の作品です。「自転車泥棒」と並んで彼の最高傑作でしょう。