広島市議会議員(安芸区)

まだまだ世界の壁は厚いぞ、村田諒太

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 朝夕は少し涼しさを感じることが多くなりました。我が家のベランダでは秋の虫が鳴き始めました。昼にはセミ、夜には秋の虫の鳴き声、この時期のアンバランスさに季節の移ろいを感じます。


 ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダルリスト村田諒太のデビュー戦が25日にありました。プロ初陣で現役王者との対戦が組まれるのは異例です。それほど村田の期待度が大きいということでしょう。プロモーターも世界一流のトップランク社です。対戦相手の東洋太平洋同級王者の柴田明雄に対して1回にダウンを奪取、2回2分24秒、レフェリーストップによるTKO勝利を飾りました。結果を見ると村田の圧勝でしたが、まだまだ世界チャンピオンと比べるとスピードやパンチ力など、見劣りします。
 WBAゲンナジー・ゴロフキンカザフスタン)やWBCのセルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)などには歯が立たないでしょう。とは言っても、大きい可能性を秘めた逸材であることは間違いありません。
 広島出身の竹原慎二以来の世界ミドル級王者の誕生を期待します。