広島市議会議員(安芸区)

広島市感染症週報(第38週)

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 今日も爽やかな日です。イタリアの俳優、ジュリアーノ・ジェンマが昨日交通事故で死去しました。享年75歳。昭和40年代のマカロニ・ウェスタンの大スターでした。「荒野の1ドル銀貨」や「夕日の用心棒」、「南から来た用心棒」などワンパターンでしたが、わたくしが大学生時代には映画館に通いました。


 広島市感染症週報第38週(9月16日〜9月22日)によると、水痘が急増です。前週の2倍以上の発生が見られました。
 咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌、感染性胃腸炎手足口病などが減少しています。
 注意を呼び掛けているのが「つつが虫病」と「日本猩紅熱」です。ともにリケッチャを持つダニの幼虫に吸着されることで感染します。広島市では「つつが虫病」は毎年秋から冬にかけて、「日本猩紅熱」は4月から10月にかけて多く発生します。両者とも1〜2週間の潜伏期を経て、頭痛や倦怠感を伴って発症します。主な症状の特徴は、発熱、ダニの刺し口、発疹です。
 これらの予防には、野山に入るときには長袖、長ズボンなどを着用して皮膚の露出を少なくすることです。また、野外活動後はダニが付着していないかチェックしてください。