いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
とは言え、わたくし自身しばらく「いい顔」になりそうにありません。
1月16日、わたくしが最も尊敬する人物のひとり、小野田寛郎氏が亡くなったからです。
戦後29年間もフィリピン・ルバング島で戦争を続け、1974年に帰国しました。しかし、心無い批判にさらされ、その後の日本の状況に希望を失い、ブラジルに移住して子供たちの教育に力を注ぎました。
わたくしは、一度だけ小野田氏の講演を聞いたことがありますが、あまりの壮絶さに言葉を失いました。
投降したときの眼光の鋭さは今でも忘れられません。あれほどの鋭い眼光は経験したことがありません。ニューヨーク・タイムズは「戦後の繁栄と物質主義の中で、日本人の多くが喪失していると感じていた誇りを喚起した」と絶賛しました。小野田氏は、日本人が忘れ去ったものを最後まで失わなかったサムライでした。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
注文した本
1.「赤い中国消滅」 扶桑社新書
2.「沖縄の絆」 かや書房
「沖縄県民斯ク戦ヘリ。県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」と打電して自決した大田 実中将のご子息はペルシャ湾の掃海に参加しました。
3.「角栄のお庭番」 講談社
田中角栄の秘話
4.「アナウンサーが教える愛される話し方」 朝日新書
話し方、スピーチの指南書
5.「プロフェッショナル」 日之出出版
体育教育の参考書。張本 勲の辛口の書。
6.「小説・修復腎移植」 本の泉社
修復腎移植の実相。