広島市議会議員(安芸区)

大統領を殺す国 韓国

いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 日常の挨拶に「暑くなりましたね」という言葉が聞こえるようになりました。もう夏ですね。


 いま読んでいる「大統領を殺す国 韓国」は興味深い内容が盛りだくさんです。著者はよくマスコミに登場する辺 真一(ピョン ジンイル)です。内容の一部を紹介します。


 韓国の大統領は初代の李 承晩から現在の第18代、パク クネ(漢字が見つかりません)まで11人います。
 このうち、失脚後に亡命したのが1人、現職で暗殺されたのが1人、辞任後死刑判決を受けたのが1人、クーデターによる辞任が2人、辞任後懲役17年の刑を受けたのが1人、辞任後に自宅軟禁されたのが1人、辞任後一族の不正で家族が逮捕されたのが1人、辞任後に投身自殺したのが1人。このほか、前大統領の李 明博は実兄が逮捕され、本人も不正資金の疑惑が上がっています。
 こうしてみると、辞任後に安楽な余生を送った大統領は皆無です。日本では、元総理大臣が自殺するなど考えられません。


 第14代大統領、金 泳三は退陣を前に、後継者の条件を上げています。
1.強力なリーダーシップ
2.誠実で嘘をつかないこと
3.道徳的にきれいなこと の三つです。
 この三つのうち、歴代大統領は誰一人。2と3は守れなかった。しかし、1の強烈なリーダーシップは全員に必須であった(ただし任期途中までも含む)と著者は述べています。
 

 朝鮮戦争当時、軍事力は北朝鮮がはるかに韓国を圧倒していました。その上、北朝鮮には戦争の大義名分があるのに対して、韓国にはありませんでした。その違いによって兵士のモチベーションに差が付きました。
 戦争の呼び名も北と南では異なります。韓国では、戦争が起きた日、6月25日にちなんで「六・二五」や「韓国動乱」と抽象的な呼び方をしますが、北朝鮮では「祖国解放戦争」と呼んでいます。


 北朝鮮の脅威に曝されている国には強烈なリーダーシップが求められるため独裁に近い強権的な政治になる。結果として後継政権から意趣返しが行われるのであろうと著者は分析しています。
 パク クネ大統領の「あせり」が解るような気がします。


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10.「嫌われる勇気」  ダイアモンド社
11.「臆病者のための億万長者入門」 文春新書
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