広島市議会議員(安芸区)

高速道路を自転車で逆走してトラックにはねられた。悪いのはどっち?

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 梅雨明け宣言がなされていませんが、暑中見舞いが届き始めました。いよいよ夏本番です。 


 18日午前2時15分ごろ、堺市美原区阪和自動車道の美原南インター付近上り線で、自転車の60代くらいの男性がトラックにはねられ転倒、左腕を骨折する重傷を負いました。
 この記事の後で「逮捕」という言葉を眼にしたとき、逮捕されたのは逆走した自転車の男性だと思いました。ところが、逮捕されたのはトラックの運転手です。大阪府警高速隊は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で、トラックの運転手を現行犯逮捕しました。


 わたくしは、高速道路で逆走する自転車が走っていることなど考えたこともありません。前を走る車の陰に隠れて見えない可能性もあるでしょう。はねた方が悪いとはひどすぎませんか?


 以前、前を走る車から転落した人が後続の車にはねられて死亡した事件がありました。この事件の判決では後続の車のドライバーは無罪になったと記憶しています。理由は、高速道路に人が歩くことは想定外であるというものでした。これが当然の判断だと思います。みなさんはどうお考えですか?