広島市議会議員(安芸区)

広島市の国民健康保険料率の算定ミス

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 久しぶりの週末の晴天です。


 広島市国民健康保険料が過大に請求されていたことが明らかになりました。
 これは今年から導入されたシステムの仕様の確認や検証が不十分だったことによるものです。影響を受けたのは、国保加入の17万世帯のうち10万世帯にも上ります。
 影響額は総額約35億円、1世帯当たり約3万5千円です。
 改めて保険料を算定しなおし、11月までに新たな納入通知書を送付するとのことです。


 市議会として、6月定例会で国保料の更なる激変緩和措置を求める決議を可決しました。その根底の保険料の算定自体が間違っていたとは。


 市長は就任後、折に触れて「職員の表情が明るくなった」と述べました。それに対してわたくしは、何度も「表情が明るくなったのではない。たるんでいるだけだ」と指摘しました。


 先日の土砂災害の対応のまずさに続いて、この体たらくです。呆れ果てて虚しくなります。来週から始まる9月定例会の最大の争点は土砂災害だと思っていましたが、またひとつ加わりました。