広島市議会議員(安芸区)

一票の格差なんと66倍

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。


 衆議院の解散風が吹き荒れていますが、わたくしは解散はないと予想しています。16日の沖縄県知事選では自民党推薦の現職、仲井真弘多が厳しい情勢です。消費増税隠しの批判にもさらされるでしょう。三党合意の議員定数削減もできていません。
 野党の準備不足は否めませんが、さりとて自民党も準備が充分とは言えないでしょう。どうなりますことやら。


 わたくしは以前から疑問に思っていたことがありました。それは米国上院議員の定数についてです。
 米国では、上院議員は最も加入が困難なクラブと言われています。大統領になるには上院議員州知事のどちらかを経験することが多いようです。
‘Senator’との呼称がどんなに魅力的かがわかります。
 

 米国上院議員は各州から2名ずつ選ばれ、合計100人です。わたくしの疑問は人口の差があるにも関わらず、各州に2名ずつ割り当てられる定数です。
 今朝の産経新聞に記事が掲載されていました。人口が最も多いのは約3,833万人のカリフォルニア州で、最少は約58万人のワイオミング州です。この格差は実に66倍です。国の成り立ちから、各州の独自性を重視しているのでしょう。