広島市議会議員(安芸区)

きょうは夏至。柳蔭でも飲みますか。

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 

 きょうは夏至です。つい先日、新年を迎えたと思っていましたが、もう半分が過ぎました。自分の選挙があると、時の過ぎるのが早いような印象です。


 この時期には冷酒がおいしくなり、ついつい過ごしてしまいます。大吟醸吟醸酒純米酒など様々な種類がありますが、こだわりなく飲んで至福の時を味わっています。


 柳蔭(やなぎかげ)という言葉をお聞きになったことはありませんか?
 味醂と焼酎を半々に混ぜて、味醂の甘味を抑えて飲みやすくしたものです。上方では「柳蔭」、江戸では飲みにくい味醂を手直しするということから、「直し」と呼ばれました。
 江戸時代には夏の暑気払いによく飲まれていたようです。井戸で冷やした柳蔭は、庶民の楽しみの一つであったことでしょう。
 

 落語「青菜」に柳蔭が出てきます。庭師の職人が大店の主人から柳蔭を振舞われます。それをまねて、自分の借家で焼酎で友人をもてなしますが、うまくゆきません。そのときのツマミが青菜であることからこの演題が名づけられたものです。上方落語なので、笑福亭仁鶴桂ざこばが得意のネタとしています。一度お聞きになってください。