広島市議会議員(安芸区)

なぜ、国会が空転すると1日3億円もかかるのか?

いい顔、ふやそう。おきむね正明です。
きょうは地元のいくつかの町内会で盆踊り大会が開かれます。暑い中、浴衣を楽しみます。

 
 国会で、野党が拒否して審議が開かれないことがしばしば起こります。マスコミはこぞって、「国会空転で1日3億円の無駄」と叫びます。本当に空転するとそれだけの費用がかかるのでしょうか。


実際には、これは真実ではありません。国会が開かれる日数は、年度初めにあらかじめ定められています。単純にその総額を日数で割ったものが、1日あたりの費用と計算されるだけです。もちろん、職員の人件費や水道光熱費などは必要ですが、1日に3億円も無駄遣いされているわけではありません。


たとえば、年棒1億5000万円のプロ野球のピッチャーの勝ち星が15の場合、1勝あたり1000万円です。20勝すれば1勝あたりの単価が下がるだけです。こんな例えがわかりやすいでしょうか。