広島市議会議員(安芸区)

インターネット等で販売される母乳に関する注意喚起

いい顔、ふやそう。おきむね正明です。
 朝早く起きると、さわやかな涼風が流れ込んできます。子供のころの、ラジオ体操に出かけるときの感じが蘇ってきます。もう秋ですね。


 7月28日、厚労省医薬食品局安全部監視安全課長と雇用均等・児童家庭局母子保健課長の連名で、「インターネット等で販売される母乳に関する注意喚起の依頼」が地方公共団体日本医師会に宛てて出されました。


 中国で母乳がインターネットで売られていることは聞いていましたが、日本でも行われていることに驚きです。
 インターネットで売られる母乳は何が問題なのでしょうか?
 まず、提供した母親にどんな病気があるか不明です。また、搾乳方法や保管方法など衛生面でも問題があります。さらに、病原菌や医薬品(違法薬物を含めて)などが母乳中に含まれていた場合には、これを飲んだ乳児に大きな影響が起こり、健康を害する危険があります。エイズ感染のリスクさえあるということです。


 母乳を提供するのは善意だけとは限らないでしょう。中にはカネに困ってのケースもあるでしょう。母乳が出ない母親の弱みに付け込む心無い行為に怒りを覚えます。日本でもこんな注意喚起が出されること自体、驚きであり、残念です。




まもなく秋です。過ぎ行く夏を惜しみましょう。