広島市議会議員(安芸区)

広島市総合防災訓練を視察

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 朝夕はひんやりとした心地よい風が吹くようになりました。


 広島市総合防災訓練を視察しました。今回の訓練は「台風の接近に伴い、豪雨・暴風となり、土砂災害や高潮などによる被害が発生している状況」の想定です。


 まず、観音マリーナでの訓練を視察しました。強風・高潮で転覆した船から乗員が海に投げ出されている想定です。



海に投げ出された乗員が浜までたどり着いています。遠くにはヘリが海上を捜索しています。ここでは見えませんが、海上保安庁の巡視船も海上を捜索しています。

 担架で搬送。

 救助本部へ搬送された人のトリアージが行われます。

 高潮対策用の1トン土嚢。高さは約1メートル。
 
 次に東区福田の訓練場で、土砂崩れのため倒壊した家屋に人が閉じ込められており、倒壊家屋周辺ではガス漏れや電線の落下がある想定です。


 家屋が土砂で倒壊しています。

 救助犬が待機。救助犬は連携協定を結んでいる兵庫県から借り受けました。

 倒壊家屋の中で動けない人の救助。消防署、消防団、警察、自衛隊が協力しています。

 救助成功。
 備えあれば憂いなし。こうした努力の積み重ねが市民の安全につながります。「災害は忘れたころにやって来る」のではなく、「災害は忘れる前にやって来ます」。