いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
師走になって、何かしら慌ただしくなったようです。明日から12月定例会が始まるという心地よい緊張感を感じています。
患者さんから面白い話をお聞きしました。この方は75歳の女性で、10月と11月に左右の白内障の手術を受けられました。
わたくしが、「手術の効果はいかがですか?」とお聞きして帰ってきた答えに笑ってしまいました。
曰く、「手術を受けて、すごくよく見えるようになりましたが、こんな不細工な顔で歩いていたかと思うと、手術を受けるんじゃなかった。」
老いというものは悪い面ばかりではないのでしょう。聴力が衰えれば聞きたくもない話は聞こえなくなります。
わたくしが尊敬する脳外科医は、「忘却は神からの高齢者への贈り物」との手紙をくれました。「物忘れ」は「長生き」のご褒美ともいえるでしょう。
最近、物を忘れる技術を少し習得したわたくしにとってありがたい金言です。
ところで今日の午後の予定は何だったかな?