広島市議会議員(安芸区)

奇抜な名前の子は深夜受診が多い?

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 つい先日、新年を迎えたと思っていたら、もう中旬になってしまいました。少々、新年会疲れを感じていますが、参加することによって、旧交を温めることができ、有意義なものです。


 先日、面白い記事を見つけました。それは、キラキラネームと呼ばれる奇抜な名前の子は深夜の受診が3倍高いという内容です。


 この調査結果は和歌山県日赤医療センターの医師が小児科の学会誌に発表したものです。2013年12月1日から7日まで、同院の救急救命センターを受診した15歳以下の子供104人を分析しました。
 20〜30代の病院スタッフ27人の半数以上が読めず、かつキラキラネームと思う子供を「キラキラネーム児」としました。
 キラキラネーム児16人のうち6人(37.5%)、そうでない子供88人のうち11人(12.5%)が、午後9時から翌朝午前9時までに受診しており、統計学的に優位な差が出たとしています。


 このデータから、「15歳以下の場合、来院時間を決めるのは親。キラキラネームを名付ける親が病院という公的施設への配慮が欠けている」と指摘しています。
 面白い視点からの論文だと思います。
 この指摘に対しては当然ながら反論の声が上がっていることもお伝えしておきます。


 広島市感染症週報第53週(12月28日〜1月3日)によると、インフルエンザはまだ流行入りしていませんが、例年、学校が始まると急激に患者が増加するので注意が必要です。