広島市議会議員(安芸区)

気さくな大使たち

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 昨日、8月6日はスケジュールに追い回された一日でした。6時15分から広島戦災供養祭、8時から平和祈念式典、9時から動員学徒追悼式典(以上は平和公園)。10時からは護国神社戦没者慰霊祭に参列しました。


 その後、議会棟で被爆証言を聞きました。これは、わたくしが所属する会派(市政改革ネットワーク)が北海道夕張市の中学生を招いて行った、「こどもひろしま平和学習支援事業」の一環として行ったものです。聞き終わった中学生は泣きじゃくっていました。広島の思いが伝わった有意義な事業でした。来年も同様の事業を行う予定です。
 夕方には地元の盆踊りに参加し、ビールを十分に飲んで床に就きました。
 

 先立つ4日の夕にはドイツ連邦議会の副議長のお招きいただき、夕食をご馳走になりました。副議長は大柄なふくよかな女性で、明るく雄弁でした。緑の党の所属だけあって、原発には反対の立場を繰り返し主張していました。ドイツは福島の原発事故を教訓にして、2022年までに国内のすべての原発を廃止することを決めています。日本は3000kmに及ぶ長い海岸線を持っているし、日照時間も十分ある、火山も多く、風力発電太陽光発電地熱発電を進めるべきだと力説していました。
 翌日、わたくしの議員バッチを進呈すると、大変に喜んでくれました。


 5日にリーガロイヤルホテルで開かれた各国大使などを招いての広島市主催歓迎夕食会は楽しく有意義なものでした。わたくしのテーブルには、メキシコ、コスタ・リカ、ザンビアカンボジアの駐日大使でした。
 メキシコ、コスタ・リカ大使ご夫妻とはスペイン語で会話し、温泉や自動車、プロボクシングなどの話題で盛り上がりました。
 メキシコではマツダ車も人気で、大使自身もロードスターに乗っており、奥様もマツダ車愛好者とのことでした。メキシコでの日本車のシェアを聞くと、即座にニッサンだとの答えが返ってきました。ダントツのトップだそうです。
 また、コスタ・リカも日本と同じ環太平洋プレート上に位置しているため、たくさんの温泉があり、にぎわっているようです。驚いたことにコスタ・リカよりも日本のほうが暑いとのことでした。
 メキシコ、コスタ・リカ大使夫妻ともに気さくで素晴らしい笑顔を見せてくださいました。翌日の平和記念式典の前にあいさつに行くと、おおいに歓迎してくださいました。


中央がドイツ連邦副議長、クラウディア・ロートさん。

歓迎夕食会であいさつする大島衆議院議長

左はメキシコ大使、カルロス・アルマーダさん。その右はコスタ・リカ大使、ラウラ・マリア・エスキベル・モラさんと夫君のヘラルド・アルバラード・ウジョアさん。美しく気品ある大使でした。

護国神社に掲げられていた昭和天皇の御製。広島の復興をお喜びになる陛下のお気持ちが伝わって来ます。

こどもヒロシマ平和学習。