広島市議会議員(安芸区)

ご近所にこんな看板が

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 昨夜の勝利でカープの優勝までのマジックが3となりました。朝、近所を散歩しているときに、こんな看板を見つけました。カープに対する思い入れ、25年前の感動を再び味わいたいとの強い思いが伝わってきます。近いうちに「祝優勝」の看板に変わるでしょう。


 とはいえ、北朝鮮のミサイルは日本を射程距離に捕らえました。核を東京に落とすことも可能となりました。尖閣では中国の公船が領海侵犯を繰り返しています。
40年前の9月6日、旧ソ連のビクトル・ベレンコ中尉が乗るミグ25戦闘機が函館空港に強行着陸しました。航空自衛隊スクランブルから逃れ、超低空飛行でレーダー網をかいくぐったものです。機体を茨城県百里基地へ搬送するとき、ソ連軍機が領空侵犯し、ミグを破壊する危険がありました。領空侵犯した機に対して自衛隊法では武器使用の規定がありません。それは現在に至っても同様です。ベレンコは空自が撃てないことを認識していました。
 近いうちに中国軍機が尖閣の領空侵犯しても、自衛隊は指をくわえてみるだけなのです。撃墜される危険さえあります。


 カープの快進撃に浮かれているときにこそ、我が国の危機を見据えることも重要でしょう。