広島市議会議員(安芸区)

怠け者の節句働き

いい顔、ふやそう。沖宗正明です。 クリスマスも終わって歓楽街も落ち着くのでしょうか?年々、歓楽街への貢献が少なくなっている身としては気になります。


 きょうの朝刊に紅白歌合戦の出場メンバーと曲目が書かれていました。最近、というよりはるか以前から歌番組や芸能ニュースに興味がなくなっているため、名前と顔が一致する歌手は五木ひろし郷ひろみ石川さゆりなどほぼ3分の1でした。さらに、大竹しのぶの「愛の讃歌」や、ゆずの「見あげてごらん夜の星を」、福田こうへいの「東京五輪音頭」のようなカバー曲を除くと、知っているオリジナル曲は4つだけでした。これでは見る気がしないはずです。浦島太郎になった感じです(この表現自体が古い)。
 視聴率が50%を超える国民的なイベントであったころ、炬燵に入りながら家族で見ていたことを思い出します。そのあとの「ゆく年くる年」で新年を迎えて床に就きました。眼が覚めれば楽しい正月です。娯楽が少なかった時代の貴重な思い出です。


 昨日は、約半年ぶりに自宅の壁や塀のクリーニングをしました。というよりも、同居の方から強制させられました。テレビCMでよく見るケルヒャー製の、ジェット水流が噴き出す機械を使いました。いつものことですが、やり始めるとあまりにきれいに汚れが取れるため、ついつい熱中してしまいます。とくに玄関に通じる階段と石畳は、苔や汚れが面白いように取れて新築のときのような色が蘇ります。寒さを忘れて、気が付くと5時間が過ぎていました。おかげで今朝は腰が少し重くなりました。古人は、わたしのこのような振る舞いを「怠け者の節句働き」と呼んだのでしょう。通りかかった近所の方が、「そんなことをしたら雨が降りますよ」と笑っていましたが、今朝はその通りの天候になりました。