広島市議会議員(安芸区)

人工知能は人間の味方なのか?

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 年が明けて早くも1週間が過ぎました。お屠蘇気分は抜けたでしょうか?


 最近、AI(人工知能)という言葉をよく見聞します。AIによって仕事の効率が飛躍的に向上する。AIが煩わしい家事を代行して、生活に余裕が生まれる・・・・。バラ色の未来が待っているような夢が語られます。果たしてそうでしょうか?逆にAIによって仕事が奪われ、失業者の増加につながるのではないでしょうか。今朝の産経新聞には、AIこそホモ・サピエンスの後裔になる可能性を指摘しています。 

学生時代に読んだ手塚治虫の「火の鳥」を思い出しました。これは壮大なスケールの長編漫画です。宇宙の誕生から近未来まで描いています。この中で、ロボットの社会進出が描かれています。進化したロボットは自分自身で考えるようになり、心を持ちます。次第に主人の命令に逆らうようになり、ついには集団で反逆に出るという内容です。まさにごく近い将来、それが現実になろうとしています。AI開発をどこかで止めないと人類の危機が訪れるような気がします。