広島市議会議員(安芸区)

韓国民団が慰安婦像の撤去を求めた

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。 猛烈な寒波です。全国各地で雪が降り、交通網にも大きな影響が出るでしょう。とくに今日と明日、センター試験を受ける受験生たちが実力を発揮できるようにエールを送りますわたくしが岡山大学を受験した時も相当な寒波に見舞われました。折も折、初日を迎える前日に高熱を出して、宿の近所の内科で注射を打ってもらいました。ホテルでなく旅館での宿泊だったため、夜遅くまで団体客が大きな声で春歌を歌っているのを聞きながら布団の中で唸っていました。また、試験期間中の昼休みの時間も会場の教室に留まることを許されず、建物の外で震えながら参考書を読んだものでした。当時わたくしはコートを持っていなかったので、学生服のままでした。受験生には人権がないのかと、恨めしく思いました。これほどの悪条件の中で合格できたのは幸運に恵まれたのでしょう。

 

 在日本大韓民国民団(民団)から勇気ある発言が発せられました。民団の呉公太団長は12日、都内で開かれた新年会で、釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像について「撤去すべきだというのが、私たち在日同胞の共通した切実な思いだ」と語りました。昨年12月の慰安婦問題についての日韓合意の堅持を訴えたものです。「誠実な態度で履行されなければ問題は永遠に解決されない。合意が履行されずに再び両国の関係が冷え込むなら、私たち同法はまたも息を殺して生きなければならない」と述べた上で、韓国国民の冷静かつ賢明な判断と、日本政府の冷静な対処を求めました。
 

 
 一方で国連の前事務総長の藩基文は、「日韓合意に基づいて供出した10億円が慰安婦撤去と関連したものなら間違っている。むしろ返還すべきであり、話にならない」と語っています。藩は元外交官であり、外国公館前に慰安婦像を設置することが国際条約に違反していることを分かっていながら、この発言です。大統領選挙を意識しているのは明らかですが、国際的には史上最低の無能事務総長と酷評されているのも頷ける発言です。



 呉団長の発言に対して韓国国内からの反発は必至でしょう。苦渋の上での勇気ある発言であると高く評価します。