広島市議会議員(安芸区)

危うし、石原慎太郎

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 きょうも平成29年度予算特別委員会が開かれ、文教関係予算の審議が行われました。


 東京都議会では百条委員会が設置され、石原慎太郎都知事が召喚されます。小池都知事は石原家を徹底的に叩く腹です。慎太郎の「年増の厚化粧」発言が逆鱗に触れたようです。
 慎太郎と東京瓦斯の安西家の仲は公然の秘密です。安西浩は東京瓦斯の最高実力者として20年以上も君臨し、日本瓦斯協会会長も務めました。その後、東京瓦斯相談役を務めた安西邦夫は浩の次男です。また、長女和子は首相を務めた佐藤栄作の次男佐藤信二に嫁いでいます。まさに華麗なる一族です。東京瓦斯が持っていた豊洲の汚染された土地が「銭くい虫」になることを承知の上で、石原前都知事東京瓦斯に便宜を図ることは十分にあり得ます。胡散臭い話です。高額な、大名旅行のような海外視察もやり玉に上がるでしょう。危うし、慎太郎。


 折しも、国会では安倍総理森友学園の問題で集中砲火を浴びています。追い詰められて解散総選挙が早まる可能性が出てきました。7月2日投開票の東京都議会議員選挙とのダブル選挙もあり得ます。東京の政界通によれば、事前の予想では都議選で小池新党が60議席以上を取りそうな勢いです。衆議院が追い込まれ解散ということになれば、当選1−2回の自民党議員は100人以上落選するとも分析していました。盤石だと思われていた安倍政権に暗雲が垂れ込めています。「高みで転ぶ」とはこれでしょうか。今夏の政界には激震が走りそうです。