広島市議会議員(安芸区)

北朝鮮情勢と日経平均株価の乖離

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。
 肌寒い風の中に爽やかさを感じる気候が続いています。いよいよゴールデンウィークです。遊ぶもよし、休むもよし、有意義に過ごしたいものです。


 マスコミでは連日、北朝鮮有事のリスクが報じられています。その一方で、これを尻目に日経平均株価は上昇しています。今月25日の朝鮮人民軍創設85周年にあたって、核実験やミサイル発射ミサイル発射が懸念されていましたが、何もなくこの日を終えたことから買い安心感が広がったようです。また、フランスの大統領選でEUからの離脱を訴えていた極右のルペン候補がトップにならなかったことも安心感につながったのでしょう。
 日経平均株価は4営業日連続して上昇し、この間の上昇幅は約700円にもなりました。さすがに昨日は利益確定の売りに押されて下がりましたが、わずかに37円の値下がりでした。マーケットは意外に冷静だったということでしょうか?


 日本のマスコミの危機感とマーケットの感覚の乖離を興味深く見ているところです。とはいえ、トランプと金正恩という、「何をしでかすかわからない」2人の指導者に世界の命運を委ねているという怖さはあります。キューバ危機のケネディフルシチョフが「話せばわかる」指導者であったことは幸運でした。