広島市議会議員(安芸区)

夜光虫の思い出

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 ゴールデンウィークも終わり、多くの人は日常生活に戻ったことでしょう。わたくしも長すぎる休みを持て余し、仕事をしたくなりました。


 鎌倉の海では夜光虫が大発生しています。赤潮も発生しているようです。その上に中国からは黄砂が飛んできます。青、赤、黄、まるで信号機です。
 夜光虫は多くの写真のようにきれいなネオンサインのようです。わたくしは高校1年生のとき、宮島でキャンプしたことがありました。このキャンプで生涯でただ一度夜光虫を見ました。このときに見た夜光虫は緑色であったような記憶があります。夜の海に入ると体中が光ります。海面に物を投げると、飛び散った水しぶきも美しく光ります。それは忘れ得ない幻想的な光景でした。


 カープ阪神に3連敗しました。場合によっては2勝できたであろうだけに、後に引きずるような内容でした。わたくしは、9点差を逆転された試合を友人の車のラジオで聞いていました。8点差でノーアウトでカープがランナーを出したとき、関西のアナウンサーが「ここでバントしないのはカープの武士の情けでしょうか」と語りました。わたくしは、これを聞いて何故か嫌な気持ちになりました。プロの世界はそんなに甘いものではない。勝てる時には貪欲になるべきだと考えているからです。勝てる時には相手が自滅したり、思わぬ幸運にも恵まれます。しかし、いったん流れが変わると、どうあがいても勝てなくなります。麻雀でも大勝ちしたときに手加減するような打ち手は後で泣きを見ることが多いものです。車を降りてしばらく街を歩いた後で、偶然にテレビを見て眼を疑いました。1点差になっていました。その後の経過はご承知のとおりです。いまのカープは、大勝ちして気が緩んだ後のドツボに陥った感じがします。早く立ち直ることを祈っています。