広島市議会議員(安芸区)

安倍総理の友人としての正義

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です
 稲田防衛大臣蓮舫民進党代表が辞任することになりましたが、辞任を惜しむ声は聞こえてきません。マスコミも擁護する姿勢を見せません。二人ともに女性政治家として大きな期待を抱かせていただけに残念な結末です。

 今朝の産経新聞に興味深いコラムがありました。コラムの名は「極言御免」です。この中で、特に朝日新聞を攻撃しています。森喜朗内閣時代の森バッシングによる倒閣運動が現在の安倍内閣に対する倒閣に重なるとも述べています。森バッシングの直接的なきっかけは米原子力潜水艦と愛媛県宇和島水産高校の実習船えひめ丸の衝突事件への初期対応でしたが、次第にエスカレートし、自民党議員の金銭スキャンダルや株価低迷も何でもかんでも全部「森が悪い」という空気が作られたとのことです。本質は森総理が教育基本法の改正を試みたことへの反発があると書かれています。まして、安倍総理はその教育基本法の改正を成し遂げ、憲法改正まで目指しているので朝日新聞にとってはなおさら倒閣へ走らせているということです。 
 ある評論家が森友学園加計学園に関する朝日新聞の記事を全部集めて通読したそうです。半年で1000件を超える分量でした。見出しで「安倍首相強弁」とか「深まる疑念」、「逃げる政府答弁」とか並ぶだけで問題がまったく見えない。証拠がないのに安倍個人を風評で貶めている。とも書いています。続いてこの傾向は朝日だけでなく、ファクトではない、ただの印象操作がメディアで横行していると述べています。

 そして、文末にはこうあります。
「テレビのワイドショーでは、司会者が安倍首相と加計学園理事長が友人であることをもって根拠なく、獣医学部新設計画を親友に言わないなんて信じられない、と決めつけている。長年の大切な友人だからこそ、相手の地位や立場など利用しないと考える方が普通ではないか。言論の自由風説の流布とをはき違えてはならない」と。

 

 わたくしには異論があります。長年の友人だからこそ、獣医学部新設を申請しているときにこそ、安倍総理との接触を控えるのが普通ではないのか。それが「李下に冠を正さず」という意味であり、友人としての正義でしょう。