広島市議会議員(安芸区)

夏の音

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 台風5号の影響でしょうが、何となくひんやりとした風が吹き、猛暑が和らいでいます。このノロノロ台風の被害が大きくならないことを願っています。


 
  朝目覚めると、自宅に隣接した畑からアブラゼミの鳴き声が聞こえてきます。自宅の隣に畑があること自体、都心では味わえない贅沢だと思えます。アブラゼミの鳴き声は夏の風物詩として欠かすことが出来ないものです。クマゼミの鳴き声はあまりにも大きいため汗が出そうな雰囲気があります。ツクツクホウシは晩夏のイメージです。やはり夏はアブラゼミでしょう。わたくしが子供の頃はあちこちでキリギリスも鳴いていました。鳴き声を聴くたびに涼しさを感じたものでした。しかし、最近では全く聞くことがなくなりました。小学生の時、どこからか手に入れたクツワムシの鳴き声があまりにも大きすぎて、自宅裏手の山に放しました。ところが山に放しても一向に鳴き声は小さくならず、夏が終わるまで悩まされました。クツワムシの「ガチャガチャ」という鳴き声の大きさは尋常ではありません。とはいえ、それぞれに夏の音です。これが日本の四季の素晴らしいところでしょう。