広島市議会議員(安芸区)

島根にミサイルが落ちても無意味?

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。 朝夕は肌寒ささえ感じるようになりました。秋の虫の鳴き声が聞こえるのも間近でしょう。

 

 きょう午前11時からの自民党広島政経文化懇談会に参加しました。外交評論家の宮家邦彦さんの講演は大変に奥の深い分析で意義深い内容でした。最も印象に残ったのは北朝鮮情勢の分析です。以前にウサマ・ビンラディンを抹殺出来たのはアルカイダが大規模な報復をできないことが判っていたからです。これに対して北朝鮮金正恩を断首作戦で葬った場合、必ず北朝鮮アメリカや日本、韓国に報復します。それゆえにアメリカは北朝鮮に手を出せないと断じていました。アメリカも北朝鮮も、最悪の核戦争に至らないことを判っていながら殴り合いをしているようなポーズをとっているのでしょうか?



 その後の懇親会では竹下亘総務会長があいさつの中で、北朝鮮のミサイルがグァムに向けて撃たれた時には島根、広島、高知を通過するが、人口が多いが広島に比べて島根は人口が少ないのでミサイルが落ちても意味がないとの発言がありました。冗談っぽい話し方でしたが、わたくしは聞いた途端、まずいなと思いました。果たして帰宅して開いたインターネットにはこの発言が取り上げられていました。野党の標的になるでしょう。