広島市議会議員(安芸区)

なぜ女性議員は原色を着たがるのか?

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 台湾の花蓮で大地震が起きました。東北大震災の時、台湾は200億円もの支援を届けてくれたことを我々は忘れてはなりません。今こそお返しをすべき時でしょう。


 塩野七生の「逆襲される文明」を読みました。彼女の作品にはいつも異なった視点がちりばめられており、何度も読み返す価値があります。この中で、話すことによって意を伝える場合、人は2種類に分かれると解説しています。前者は、長く話せば話すほど頭がはっきりしてくる人。後者は長く話しているうちに頭がこんぐらかってしまう人。塩野七生は、安倍総理は後者だが、起承転結がはっきりしているから大丈夫だといいます。また、麻生財務大臣については、端々にウィットがあり、聴いていて楽しく、答弁の内容も納得できる。頭の出来も、他の廃車処分すべき大物たちとは大違いだと喝破します。麻生大臣のファッションをマフィア的という人がいるようだが、、国際会議にも黒のボルサリーノで出席し、ウィットがありながら、ドスも効いた話し方を駆使しており、日本の国益に資すると褒めています。「酒を傾けながら、おしゃべりするにも、最適な人ですよ」とも述べています。


 返す刀で、女性議員のファッションをこき下ろします。なぜバカの一つ覚えみたいに、白や赤や黄色やピンクばかり着るのですか?原色のスーツで男の同僚たちとの違いを示せると思っているとしたら、それだけで政治家は失格。スーツの色はグレイでも違いを示せる気概は欠かせない。原色を捨てたところで、本当の勝負に出てはいかが?
 さすがイタリアでの生活が長く、素晴らしいセンスの塩野さん、なるほどと納得できる言葉です。国会中継で野田総務大臣はよく濃いブルーを着ています。秘書への暴言で落選した議員もピンクモンスターと呼ばれていましたね。