広島市議会議員(安芸区)

滑稽噺より怪談噺・人情噺が光った桂歌丸

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。
 桂歌丸が亡くなりました。「ついに」という言葉を使いたくなるほど予想されたことではありますが寂しさを禁じ得ません。
 歌丸笑点のイメージがあるため、滑稽噺が得意と思われがちですが、実際には怪談噺・人情噺のほうが光っていました。わたくしも持っていますが「怪談牡丹灯篭」はCD10枚、223分にも及ぶ大作です。その技量に聞き惚れます。一度お聞きになってみてください。
 また一人、落語界の財産を失いました。謹んでご冥福を祈ります。