広島市議会議員(安芸区)

ふたりで204年生きた夫婦

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。
 
 先日、知人のご母堂の初盆参りをしました。故人はわたくしのクリニックの患者でしたが、ここ数年は施設に入所されていました。
 お参りを済ませて、個人の年齢を伺ったところ、101歳とのことでした。さらに先に亡くなったご尊父の享年は103才だったそうです。お二人合わせて204年生きたのです。「お前100まで、わしゃ99まで。ともに白髪の生えるまで」」との俗謡がありますが、それをはるかに超えるご長寿です。遺影を拝見すると、高砂の尉(じょう)と姥(うば)を思わせる暖かい表情でした。もちろん死を悼む気持はありますが、むしろご夫婦でこれほどの長寿を全うされたことを喜びたくなりました。
 お参りを終えて外へ出ると、猛暑にも関わらず、さわやかな風が吹き抜けたような感じがしました。

 これから下の浴衣を着て町内の盆踊りに行ってきます。

 茶色の模様はコウモリです。弦冶店の蝙蝠安?


 今年作った、絞りの浴衣です。貝ノ口も粋に決まってる?