広島市議会議員(安芸区)

ため池が土砂災害を防いだ

 いい顔ふやそう。沖宗正明です。
 昨日は体操界のパワハラが取り上げられていました。スポーツ界のスキャンダルには食傷気味です。パワハラ・セクハラは受け取る側によって左右されるという側面があり、絶対的な基準がないので難しい問題です。


 昨日は矢野にあるため池を視察しました。7月豪雨のときはこのため池が砂防ダムの役割を果たし、下流の土砂災害が防がれました。もともとは深さ3メートルほどの池でしたが、今では完全に土砂で埋まっています。これだけの土砂が下流に流れていたらと思うと背筋が寒くなる思いでした。民間の共同管理になっていますが、農業用水としては使われていませんでした。これからどうするかも決まっていません。各地で同様のケースがあることでしょう。


 近所を回っていると、敷地内に被災ごみや土嚢を置いてある家がありました。話を聞いていると、偶然にわたくしの同級生の患者さんでした。話を聞いてもらっただけで安心したと言ってくださいました。議員としてうれしく思い、また同級生の仕事ぶりにも感服しました。

 更地に見えますが、すっかり土砂で埋まったため池です。

 ため池の上流の惨状。近く重機が入ることになっています。